PostgreSQLしくみ勉強会に行ってきた

産業技術大学院大学で開催されたPostgreSQLしくみ勉強会に参加してきました。


使用した資料も全て公開されているので興味のある方は読んでみると幸せになれます。きっと。

pgpool-IIのオンラインリカバリ、およびPITRの概要

PITRについては普段から運用で使用していているし、本番データが欲しい時に空いているサーバに無駄にベースバックアップを展開し、
無駄にアーカイブログを戻し、無駄に時間指定でrecovery.confを書いてみたりしているのである程度理解しているつもり。


1箇所だけ気になったのは、アーカイブログモードを有効にするには、postgresql.confでarchive_commandを指定すれば良いという説明だったが、
archive_mode=onも設定する必要はあるのでは?と思ったぐらい。


pgpool-IIのオンラインリカバリについては、普段業務ではコネクションプールとマスター、スレーブの負荷分散の機能ぐらいしか利用していない
ため、詳しく知ることができたのは収穫だった。ふたを開けてみると中身は普通のPITRでのリカバリで、一度全セッションを切断する必要があるのが
ネックと言えばネックだが、アーカイブログを適用する間だけなので数秒で済みそうな感じ。


気になったのは、複数のWebサーバにpgpoolを入れている場合や複数のpgpoolサーバがある場合はオンラインリカバリは出来ないのか?ということ。
後で調べておこう。


きっと、Webサーバにpgpool入れるのは邪道なんだよね。きちんとpgpoolサーバを立てればいいってことなんだろうけど、pgpoolサーバを冗長化
使用とすると同じ問題に直面する。

PostgreSQLのLogのしくみ

こちらは、ちょっと学問っぽいような、PITRってソースコードレベルではどうやっているの?っていうお話。
PITRのソースコードを自分で軽く追ってからでないと、よく分からないような感じでした。


その後の懇談会は用事あったのでパス。次回は是非・・・。