PostgreSQL CE 8 Goldを受けてきました。

久しぶりのベンダー試験です。
前回の「PostgreSQL CE Silver」以来なので、緊張するかと思ったのですが、もう慣れたものですね・・。

今月末ぐらいをターゲットに勉強してたのですが、段々飽きてきたので1週間程集中して勉強し、
2日前に試験予約して強行受験してきました。

セクション毎の正解率

全体の成績は90%で、無事合格。

セクション 構成 正解率
運用管理 20%(6問) 100%
パフォーマンスチューニング 60%(18問) 94%
障害対応 20%(6問) 66%

正解率は90%なので、3問不正解だった模様。
パフォーマンスチューニングの1問は、どれが間違っているのか良く解らないが、
障害対応は、pg_resetxlog絡みの問題だと思われる。
この辺りは、幸いというかなんというか実務で発生したことがないので理解が不足してました。

勉強方法

この試験は、試験対策の教科書や問題集がないので勉強しづらいですが、JPUGの皆さんの努力のおかげで
日本語のマニュアルや資料は豊富にあります。
つまりは、これらをいかに活用するかということが大事かと。


まずは、試験の範囲として公開されている部分とマニュアルの該当部分を紐付ける作業を行いました。
マニュアル全部に目を通すとなると、さすがに途中で飽きそうだったので、該当部分を見て、
理解して、実行して、バージョンの差異をまとめるという方法をとりました。


正直、試験に受かるためだけならそこまでやる必要はないのでしょうが、私の目的は
PostgreSQL8.3系をきちんと使いこなせるようになることでしたので、このような方法となりました。


PostgreSQL関連のメモとして使ってたサイトで、公開していますので受ける方は参考にしてください。
マニュアルをまとめただけなので、微妙ですが・・・。

試験感想

「思ったより簡単だった」というのが、正直な感想です。pg_classやpg_statsなんかのデータを見せられて、
○○なのはどれか、○○するためにはどうしたらよいか等の問題が出たら厳しいかな思ってましたが
そこまでは聞かれることはありませんでした。
計算が必要な問題が何個かあったりしたのですが、電卓機能があったのが驚きました。ディスク容量の計算も
自力でやる覚悟はしてたのですがw

これから受ける方にアドバイス

  • Goldの練習問題は、8と7.4両方解いておくこと。普通に出題されます。(5問ぐらい?)
  • 重箱の隅を突付くような問題はなく、きちんと理解してれば解けます。
  • 実行計画を変更するには、どんな方法があるのかをよく理解する。

その他

これでようやく実務に見合う資格が取得できたと思いますが、資格自体がマイナーなため某転職サイトでは、
資格欄に表示すらされません。もっと、PostgreSQLを使いこなせるエンジニアが増えてメジャーになれることを願います。